2012 年07 月20 日
北海道ツアー アンモナイト発見
今回の北海道ツアーでやりたいことの一つに化石採集ツアーでアンモナイトを見つけるというのがある。 去年はオホーツクの近くの砂金採集体験というのをやって、3粒くらいの砂金を見つけた。 富良野の自然体験ツアーの会社は他に気球とか、カヌーとか、ゴムボートでの川下りなどをやっている。 リカタン(理科の探検)という科学教育雑誌の記事で読んで申し込んだ。 ところが夏休み前とあって、参加者がいない。 最少催行人数が2人なので、1人で参加するには2人分の参加費がかかるのだ。 1週間前まで粘ったが、その日は他に参加者がおらず(次の日はいたらしいがその日は仕事)、マンツーマンでやってもらうことに。 まあガイドも人件費がかかるわけだし、しょうがない。 富良野から30分くらい車で走ったところで、意外にも国道のすぐ脇だった。 流れの少ない河原に下りていき、化石が入っていそうな石を探す。 ガイドの人がすぐに石を見つけてきた。 ゴーグルと軍手をつけて、ハンマーでかち割る。 二枚貝が出て来た。というか、二枚貝の殻の断面が重なっている石を探してくるわけだ。 貝塚みたいなイメージ。貝の死骸が集まったところにアンモナイトも入っているわけだ。 自分でも貝塚みたいな石を見つけた。割ってみると、貝が出て来た。初化石ゲットである。 だんだんとコツがつかめてきた。山菜やキノコと同じで慣れてくると眼がキノコ眼になって見えてくるのだ。 炎天下、ハンマーで石を探し、ひたすら、かち割る。 ちょっとでも気になった石はとにかくかち割るのだが、そうとう固い石である。 破片がはねて、唇に当たって血が出てしまった。マスクも必要かもしれない。 それにしても、いやー、暑い。 ガイドさんはお茶も用意してくれていた。 ガイドさんが見つけた石を割ってみるとわりと大物が出てきた。 洗濯機の排水ホースみたいなやつだ。 これがアンモナイトだろうか。 異常巻きのアンモナイトだという。アンモナイト、ゲットだぜ。 1時間半ほどで富良野に帰り、化石はチラシで包んでポリ袋に入れてくれた。 異常巻きは日本で発見された、あんまり巻いていないアンモナイト。異常とは言うが病気とかではなくて、そういう巻き方の種類らしい。 普通巻きのほうが多いそうだが、これはこれで珍しいので、満足だ。まだ割ってないが、星形の穴が開いた石も拾ってきた。ヒトデの脚かなにかの断面らしい。
投稿者:ヒゲキタ
at 22 :28| 日記
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